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2007
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09
/
13
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無題
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m(_ _)m
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美穂
2007
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/
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2007
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2006
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12
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30
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Sat
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(
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from:
ヌイグルミ
2006
/
12
/
26
(
Tue
)
21
:
26
:
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最新TB
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…
…
…
…
…
エンドロール。
そして、映画館の照明が再び灯るまで。。
言葉を失いました。。。
自分の感情をうまく言葉で表現できない…。
思ったことを、感じていることを
自分の引き出しのでどこにしまったら、落ち着くのか、、
わからない。見つからない…。
そんな作品とたまに出会います。
これは、そんな作品でした。
内戦、そして虐殺…これが、
紛れのない現実の出来事だったことが、つらい。。。
…痛い。痛かった。
ストーリーは、1990年代の前半に起こった
アフリカ・ルワンダの内戦(部族間抗争)を、事実をもとに描いた作品。。
ほんの短期間の間に、100万人以上が虐殺された、、
人類の歴史上、稀にみるほどの凄惨な事態を、
引き起こした抗争を背景に、、
その混沌のなかで、1200人もの人々を虐殺から守り抜いた、
ホテルの支配人を主人公とした作品です。
[総合“星”評価]
★★★★★(5)~(*o*)言葉ヲ失イマス…
作品の中でも、大きな要素を占めるのだけど…
これほどの“大虐殺”が行われたのにも関わらず、
~それが行われた期間と犠牲となった人々の数では、人類史上“最悪”の虐殺~
そのことは、あまりに知られていない…事実。。
そういう、おいらも、
(自称、たぶん人並み以上には、国際事象に関心のあるおいらにとっても…)
①ルワンダがアフリカ大陸の中南部にあって、②1990年代くらいに、
③“ツチ族”と“フツ族”という部族間での、
血なまぐさい、泥沼の抗争があって、
そして、④虐殺が行われた、、⑤隣国へ、大量の難民が生じた、、、
ということくらいしか知らないことでした。。
…面目ないケド。。
でも、なぜ、それほどまでに、知られていないのか。。
それは、きっと、アフリカ・ルワンダが、
(おいらを含め、)多くの人にとって、縁も馴染みもない、
人によっては、一体、どこにあるかもわからない、
もちろん、さしたる興味も関心もない、
加えて、原油や天然ガス、あるいはダイアモンドのような、
目を引くような経済的な権益もない地域・地方の出来事だったから。。
…ということだと思う。。。
それに、そのことは、
この作品が日本国内では、公開されなかったかもしれない、、
ということとも、無関係ではないと思う。
知っている人も多いと思うけど…この作品は、
一人の映画ファンの活動から、公開にこぎつけた。
という、日本の映画史上、稀有の公開秘話を持つ作品デス。
>> 『ホテル・ルワンダ』の日本公開を応援する会
この映画を観られたこと(しかも、銀幕で!!)、
その彼に、サポートされた人々に、、感謝デスm(_ _)m。。。
でも、彼が行動を起こさなければ、、
この映画は日本では、全く陽の目をみないまま…
当然、しがない映画ファンのおいらも、観ることはなかったわけで。。
感謝の気持ちの一方で、
そんな日本の映画興行界に、さみしさも感じました。
商機がなければ、話題性がなければ、、ダメなのか。。
内容を真摯に評価して、地味でもよいから売り出す…
そんな姿勢や意気はないのか、と。
しかも…公開したら、したで、
映画の内容ではなく、
その公開に至るまでの話を餌にして、
メディアの関心を惹こうとするやり方(宣伝方法)に、
やりきれない思いを感じました。
そして、そのことが本編のなかで、
痛烈に非難されているような気がして。。
グサっと、胸に刺さったのです。
もちろん、現実的には、
全てが善人的に、規範的にはならない
(そうあっては、欲しいけど…)、
というのは、百も承知。。
「でも、でも…。」
と、思ってしまうのです。そう思わせる作品です。
エンドロールに流れる“ルワンダ・ルワンダ♪”の曲が胸にしみる。。
…熱めに語ってしまいました、汗顔。
だけど、言葉足らずかも知れない…
良い映画だと思う。
『ホテル・ルワンダ HOTEL RWANDA』
監督・脚本・製作;テリー・ジョージ、脚本・共同製作総指揮;ケア・ピアソン、
出演;ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス、etc。
---------------------------
転載しました。
>>http://filmsbooks.blog.shinobi.jp/Entry/7/
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この記事にコメントする
こんにちは。
>>museさん
初めまして。
虐殺の事実(こんなにも凄惨だったとは知りませんでした。)だけでも十分に衝撃的だったのですが、先進国の無関心さやその薄情さ…その他にも、国連やメディアの役割だったりと、色々…自戒を含め、考えさせられる映画でした。
胸に強く響く映画だと思います。
TB&コメント、ありがとうございます。
初めまして。
虐殺の事実(こんなにも凄惨だったとは知りませんでした。)だけでも十分に衝撃的だったのですが、先進国の無関心さやその薄情さ…その他にも、国連やメディアの役割だったりと、色々…自戒を含め、考えさせられる映画でした。
胸に強く響く映画だと思います。
TB&コメント、ありがとうございます。
無題
こんばんは。
この作品は本当に素晴らしい映画でしたね。
僕も、恥ずかしながらこの事件のことをそれほど詳しく知らなかったんですが・・このこと自体に問題の根の深さが潜んでいる気がします。利害関係でほとんどつながりが無いということも下人の一つだと思いますが、もう一つ原因があるような気がします。おそらく、
「アフリカ」+「部族間抗争」→「野蛮」→もはや「手に負えない」・・・
というような構図が先進国の人の頭の中にあったんだと思うんですよね(実際には、ヨーロッパやアジアを含め、世界中で似たようなことは起こってきたのですが)。いろんな意味で反省を迫られる作品でした。
この作品は本当に素晴らしい映画でしたね。
僕も、恥ずかしながらこの事件のことをそれほど詳しく知らなかったんですが・・このこと自体に問題の根の深さが潜んでいる気がします。利害関係でほとんどつながりが無いということも下人の一つだと思いますが、もう一つ原因があるような気がします。おそらく、
「アフリカ」+「部族間抗争」→「野蛮」→もはや「手に負えない」・・・
というような構図が先進国の人の頭の中にあったんだと思うんですよね(実際には、ヨーロッパやアジアを含め、世界中で似たようなことは起こってきたのですが)。いろんな意味で反省を迫られる作品でした。
はじめまして
>>ゆなさん
ゆなさんの地域ではまだ上映しているのですね。
けっして楽なテーマの映画ではないですが、
是非〃〃、観にいって欲しいなぁと思います。
お薦めデス!!
コメント、ありがとうございますm(_ _)m
ゆなさんの地域ではまだ上映しているのですね。
けっして楽なテーマの映画ではないですが、
是非〃〃、観にいって欲しいなぁと思います。
お薦めデス!!
コメント、ありがとうございますm(_ _)m