ｱﾄﾞﾎｯｸな潮流の影響を受けて…
今日も政治の話。


参議院選挙の結果を受けて、
その度に、内閣が総交代する必要はないかなぁ…
と自分的には思う次第で。

日本の議会制度は、その設計上、
衆議院と参議院がほぼ同等の権限を持っているのは、
御周知の通りなので、ｽﾞﾊﾞｯと断言できない
ところもあるのですが…やはり、
政権選択は衆議院選挙でなされるべき、
だと思います。そして、
その結果、組織された内閣は基本的に、
次の衆議院選挙まで引き継がれるべき、
だと思うわけでして。

ただ…今の内閣については、
先の参議院選挙の結果を尊重して、
総退陣してしかるべきなのかなぁと
思ったりしています。

何でかというと、まず、
衆議院選挙を経ていない今の政権（内閣）にとって、
今回の参議院選挙が最初の国政選挙であること。

それに加えて、為政者自身があえて“どちらを選ぶか”
と選挙中に繰り返し、問いかけたこと。

その結果、“NO!!”とされたことの意味は
大きいかなと思うわけです。

繰り返すようですけど…
あくまで制度上は、衆議院選挙こそが
政権選択の場となるわけで。
それに政策の継続性ということからも、
ころころと内閣が変わってしまうのは、
望ましくないと思います。

ただ現状を考えると、政治の道義的にも
内閣は総退陣すべきかなと思う次第です。

現与党が政権を引き続き担当することには、
全く異存はないですけど。

揚げ足とりみたいですが、“美しい国”って
そういうこと（道義とか、かくあるべき姿とか）
を大事にするってことじゃないのかな…
とか、思うわけで。

どうしても“私の内閣”を続けたい…というのなら、
“衆議院を解散するべきでしょ”と思います。


まとめると。

参議院選挙の結果で、その度に政権（内閣）が
変わるような政治慣習は止めて欲しいのですが…
今回については、変わった方がいいなぁと思う次第で。

じゃ誰にすればいいの、となると…
また微妙なわけで。

その辺が悩ましいなぁ…と。


まぁおいらが悩んだところで、
誰に影響を及ぼすわけでもないわけですが。

“そんなの関係ないｯ!!そんなの関係ないｯ!!”
…苦笑。