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2007
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無題
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2006
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Tue
)
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26
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自分的に嫌いな要素を沢山、
含んだはずの映画なんだけど…
“いい映画だなぁ…これ”
と思ってしまいました。
時代劇というより、武士の時代を背景にした
トレンディー・ドラマ的な恋愛映画という感じ。
そして、それがとっても心地よい印象でした。
山田洋次監督×木村拓哉さん。
いい組み合わせなのかも知れません。
加えて、脇がいい。
あらすじ。
藩主の“お毒見役”を勤める三村新之丞は、
文武両道に秀でていたものの、
禄は三十石ほどの下級武士であった。
役不足なお役目に嫌気を感じつつも、
新之丞は最愛の妻・加世と
先代から仕える中間の徳平を交えた、
つましくも笑いの絶えない生活に幸せを感じていた。
そんなある日、新之丞を悲劇が襲う。
新之丞は、形だけのお役目と化していた“お毒見役”の
膳に供された貝の毒にあたってしまうのであった。
なんとか、一命は取り留めたものの、
光を失ってしまう新之丞。
藩主のため身を挺して、お役目を果たしたはずの
新之丞だったが、光を失ってしまったその生活には、
暗雲が立ち込めていた…。
★★★★▲(4.5)~o(^o^)o“ホッ=3”ト心ガ暖カクナル…
含んだはずの映画なんだけど…
“いい映画だなぁ…これ”
と思ってしまいました。
時代劇というより、武士の時代を背景にした
トレンディー・ドラマ的な恋愛映画という感じ。
そして、それがとっても心地よい印象でした。
山田洋次監督×木村拓哉さん。
いい組み合わせなのかも知れません。
加えて、脇がいい。
あらすじ。
藩主の“お毒見役”を勤める三村新之丞は、
文武両道に秀でていたものの、
禄は三十石ほどの下級武士であった。
役不足なお役目に嫌気を感じつつも、
新之丞は最愛の妻・加世と
先代から仕える中間の徳平を交えた、
つましくも笑いの絶えない生活に幸せを感じていた。
そんなある日、新之丞を悲劇が襲う。
新之丞は、形だけのお役目と化していた“お毒見役”の
膳に供された貝の毒にあたってしまうのであった。
なんとか、一命は取り留めたものの、
光を失ってしまう新之丞。
藩主のため身を挺して、お役目を果たしたはずの
新之丞だったが、光を失ってしまったその生活には、
暗雲が立ち込めていた…。
★★★★▲(4.5)~o(^o^)o“ホッ=3”ト心ガ暖カクナル…
感想~以下、鑑賞後の方がいいかも。
藪から棒な感じで恐縮ですが、自分、
山田洋次監督の作風、あまり好きではないのです。
むしろ…嫌い。特に、近年の作品は。
けっして、食わず嫌い等をしてるわけではなく…
例えば、本作を含む山田洋次×藤沢周平による3部作の
前2作(『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』)も、
鑑賞(@映画館)していたり。
その他にも、映画館やDVD/VHSだったり、
あるいはTVだったりで、数知れず山田監督の作品には、
人並みくらいには接していると思います。
もちろん、自分が触れた作品なぞ、そのわずかな一部…
なにせ、数が多すぎる…確かに偉大。
だけど、作風が好きになれない監督サマなのです。
いっつも70~80点前後狙いな感じがしてしまう。
模範解答のような、優等生的な作品ばかり。
きっと好きな人は好きなのだろう…
ってことは十分に理解できるつもりだし、
けっして無関心なわけでもなく。
ただ、多分に個人的な趣向の問題ですが…
いかにも“描かれた空間”という感じの映像表現が
どうしても好きになれないのです。
ですが…。
この作品は、そんな自分にして
“いいじゃん、これ”と思える作品でした。
少なくとも、自分的には、
山田監督作品の中でベストかも…
というようなことも思った次第で。
否、これは山田洋次監督の作品なのではなく、
木村拓哉さんの作品なのかも…。
“主演:木村拓哉>監督:山田洋次”
そんな下克上なことにも、ふと思い至った作品でした。
『武士の一分』
監督・脚本:山田洋次、原作:藤沢周平、
出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、
小林稔侍、緒方拳、桃井かおり、坂東三津五郎、他。
>>http://filmsbooks.blog.shinobi.jp/Entry/46/
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